(生き方)いまさら地方公務員なんてやめとけ、マジ終わってるから!!

2020年1月25日

安定の地方公務員

公務員

私たちアラフォーの世代は、就職は公務員が最強といわれていました。
何せ就職氷河期です。そりゃ、安定を求めるのがセオリー。でもね、知人の地方公務員から、しばしば漏れ出てくる地方公務員の現実がヒドいんです。

※ 概ね田舎の行政事務の地方公務員の話

給料は高・・くない。

総務省の統計データから見て取れるのは、若手は給料が安く、年長者に手厚い仕組み。
これは「年功序列」「勤務年数によってのみ給料が上がる仕組み」のため、どうしても年長者側に給与のウエイトが寄っています。

平均年齢を見てもわかるけど、40歳を超えて、ようやくこれくらいもらえるようになる。
という事実を考えれば、いかに若手の地方公務員が薄給なのかわかると思う。

総務省の平均給与月額の表はこれ
公務員の給与

(出典:総務省HP 総務省トップ > 政策 > 地方行財政 > 地方自治制度 > 地方公共団体の行政改革等 > 地方公務員の給与水準 より)

仕事が遅い理由

ノロイかめ

超絶ブラックな企業とまではいかないものの、残業はあるらしい。
確かに、常に忙しそうにしている。その知人が言うには、

仕事量 多い
生産性 ゼロに近い
周り 無勉強な人が多い

彼が言うには、とにかく「仕事が遅い」らしい。
いや、たしかに遅いよな、とそう思う。

これは、個人の能力の問題ではなく、組織の問題だと思う。

組織が古い

崩壊中のビル

わたしの勤め先も似たようなものだから想像がつきます。

旧態依然とした組織
既得権益に固執した老害たち
そもそも今、会社を主に仕切っている50前後以上の世代は、
人が足りないから誰でもカモンな売り手就職市場の時代の人たち。
いわば競争を経て入社していない世代。
つまりみんな手をつないで入場ゲートに入った世代が今の地方を動かしているのだ。
しかも、この手の古い組織って堅牢かつ変化を拒む。
それは田舎ならなおさら顕著に現れる。
優秀な若手の声など、通らないし、声だけ大きな老害に捻り潰されてしまう。

内部のフローの改善

非効率的な慣習

行われない効率化

意見を言えない空気

同調圧力の嵐。

そういう、非生産的な古い体制が、今もなお生き続けている。

労働組合の活動

労働組合

行政地方公務員には、労働組合というものがあります。
中小企業じゃない大きな企業には労働組合というものがあって、
連合とか春闘とか聞いたことのある社会人はいるのでは?

つまり、社長たち、市だと市長に「オイこら、給料あげろ!」という組織です。
労働者側の勤務労働条件の向上を目指して活動する組織です。

この組織。地方公務員の労働組合は結構活動が盛んで、
度々、いろいろな交渉や、集会が開催されているらしい。

この活動が悪いとは言わないけど、これらに毎月お金を払っているという。
しかも年額にすると10万円とか支払っているという・・・
オイオイ・・・給料を上げるための組織かもしれないけど、それじゃ意味なくないですか?
だけど、ほぼ全ての職員が加入している。
一人だけ、組合に入らないなんて、村八分の扱いになる可能性があるので、職員同士のつながりの深い田舎行政だと、選択肢はないのかもしれません。

さらに、活動も結構強制的で、役員の仕事も回ってくるらしい。
地方公務員って仕事の外でそんな活動するほど暇なのだろうか?
それなら副業したら・・・って副業は禁止なんですよね。

いくら重要な組織と活動でも、限りある時間とお金をつぎ込むだけのメリットは少ないように思う。
昔は、それでも得られる物が多かったのかもしれないけど・・・。
そこまでして労働組合に入らないとだめ?
これも恐ろしい組織の腐敗の匂いがする。

公務員の男性の結婚は早い。

結婚

はじめに言っておくと、これは主観。

だけど、

地方の公務員男性の結婚は異様に早い。

これ、田舎じゃまともな企業も少なく、地方自治体公務員の存在自体が、優良物件に見えるのかはたまた、学生時代からの付き合いだったとかだろう、安定を手に入れた二人は自然と結婚へ流れる形になるのか。

それは、わからないけど、本当に早い。

公務員の女性は、逆にそうでもない。

すぐに結婚したい男子諸君は、公務員になるのはオススメします。

公務員の離職率

退職願

結論だけいうとメチャ少ない。
完結にいうと、民間より総じてユルいと思う。。
ただ、モチベーションの面では、どうなのか。
知り合いたちの話では、正直きつそう。
ノルマはないが、非合理的な組織に絡めとられており身動きができないようなイメージ。
それに、早くして結婚する彼らは、かなりの確率で家を建て、子ども慎ましく生活をするという。
家のローンなどの負債を抱えるとなかなか離職、というわけにもいかない現実はあるんだろうな。

公務員の将来性

絶対にヤバい。
これだけ少子高齢化が進み、国民の半分が高齢者という時代がやってくるというのに、いまだに公務員には生産性も、成果すらも求められない。求められているのは説明責任とかコンプライアンスとかそういった類ののものばかり。今の給与体系も組織体制も必ず近い将来崩壊する。公務員は一生安泰なんて言葉はもはや薄っぺらい幻想です。

今から、公務員を目指す方は、よくよく考えることをオススメします。