キッズ携帯、いつから持たせる?
シングルでの子育て、キッズ携帯は必須
結論からいうと、シングルで子どもを育てている親には、キッズ携帯、子ども携帯は必須級のアイテムです。
私には小学3年生の息子がいます。
息子には、通話とSMSだけ使えるキッズケータイを持たせていて、何かあるときには必ず私に連絡をするように約束しています。
救急通報で大活躍
先日、私の母が腹痛を訴えて救急搬送され入院するという出来事がありました。普段、母は距離にして100kmほど離れた土地に住んでいるのに、たまたま寄ったわが家でそれは起きた。
その日、私は用事があって夕方から外出をした。普段なら息子を連れていく場面だが、祖母が偶然いたので、息子を家において安心して出かけることができた。
だが、20時ごろに息子から着信が・・・。
電話にでると、何やら若そうな男性の声が・・・?
「息子さんの携帯電話から電話をしています」
「???」
「今から、お母さまを救急病院へ搬送しますが、病院まで来ていただけますか?」
「あ、え、はい。」
といった感じで、私は母が救急車に乗って病院へ向かったことを知った。息子に後から聞くと、
「おばあちゃんが、お腹痛い。救急車呼んで。っていうから110番した。」
「救急車の音がしたら玄関から出て救急車に『ここです』って伝えた」
と、一部始終を語ってくれた。
普段から携帯を扱っていて、祖母の指示に従えたことにホッとしました。
入院手続き時にも携帯が大活躍
祖母の入院の際には、当然私が動き回ります。病院の手続きや検査などにはかなりの時間を要する上、ちょっとだけ予定外のことも起きました。そこでまた、子どもの携帯が大活躍。
入院病棟の病室には子どもが入ってはいけないというルールがあったのです。これはインフルエンザなどの感染症を予防するためにあるルールのようで、結構厳しく言われました。
えええ???
つまり、子どもは食堂で、待っていてください。
ということらしい。
しかし、荷物の整理や医師や看護師からの説明を受けるなどやることは多く、それこそ1時間以上はかるく経過するような事態に・・・。
子どものことは気になるけど、観にいけない。観られないストレス。
子どもは子どもで、慣れない場所に一人ぽつんと待たされるストレス。そして退屈。
でも、そんな時に携帯電話を持たせていたので、何かあれば電話してくるように、伝えることができた。
寂しかったら電話をくれる
心配だったら、こちらから電話ができる
この事実だけで、本当に安心感が違うんです。
もし携帯電話がなかったら、気が気ではないと思います。3年生の子どもは、どこに行くか心配、というほどではありませんが、放っておくのは心配になる年齢。子どもも、どのぐらい待てばいいかわからない状態は不安極まりないでしょうから。その不安を解消できただけで、子どもに携帯を持たせたことは正しかったと思います。
ちなみに息子に持たせているのは
auのキッズケータイ マモリーノ4です。
お値段はかなりお安く毎月1000円程度で利用できています。通話料は同じキャリアの親の携帯にかけるのは無料です。また、このケータイの宇宙人のアンテナみたいな部分は引っ張ると防犯ブザーにもなっています。引っ張った時には居場所の確認メールが登録している緊急連絡先に送られるサービス(安心ナビ)があったりと、痒いところにも手が届くようなサービスになっています。結構傷はつきますが、子どもの荒い扱いにも耐えて頑張ってくれています。充電は5〜7日程度持つように思います。
キッズケータイは、そのほかドコモやソフトバンクでも販売していて、子どもにスマートフォンは持たせたくないけれど連絡はしたい。という親にはうってつけだと思います。シングルで子育て中の方だと、必須アイテムだとも思っています。
子どもはいつから携帯をもつべきか
子どもはいつから携帯電話を適切に使うことができるのか。私の感覚では、小学2年生で携帯を持たせることは可能だと思います。管理は難しくても、親が充電を促したり、なくさないように持ち物にセットしたりが必要ですが。
息子は、使い方を完全マスターしたのは3年生になってからです。はじめの頃は、かかってくる電話を間違って切ってしまったり、マナーモードやサイレントモードの使い分けをちゃんと理解できていなかったのですが、すでに私より詳しいです(笑)。充電だけは面倒で促さないとやらないですが、いつでも親と連絡が取れる安心感は得られている様子です。
携帯をもつメリット
上で書いたとおり、最も大きなメリットは、「安心感」です。防犯的な意味合いでも、実際の利便性の問題でも意義は大きいと感じています。また、キッズケータイ(キッズ携帯)は、SMSとメールだけの利用。また発信できる相手も連絡先に登録しているものだけなので、間違って危ないものに関わる心配もありません。
携帯をもつデメリット
正直、金銭面以外にはないように思います。今回お話しているのは、フィーチャーフォン(通話特化型の携帯電話)なのでスマートフォンになると、また話は違ってくると思います。私は、スマートフォンも早めに子どもには慣れてもらいたいと考えています。ただし、ペアレンタルコントロールは必須ですし、インターネットリテラシーなどは、先に教える必要はあるのですが。
わが家の課題
3年生の息子。まだまだ文字入力が苦手です。フリック入力をして打つことはできますが、遅いのと面倒ということで、SMSを受信した際に見るのは見るのですが、返信をしません。これができるようになったら、また連絡の利便性が上がるんだけどな・・・と思っています。
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