アニメ 無職転生〜異世界行ったら本気出す〜11話「子供と戦士」
アニメ 無職転生〜異世界行ったら本気出す〜11話「子供と戦士」
魔大陸へ飛ばされてしまった主人公ルーデウスとお嬢様エリス。 そして二人をすくったルイジェルド。 ルイジェルドは、緑髪と額に第3の眼が特徴のスペルド族。 スペルド族といえば、この世界では、過去の凄惨な出来事のため世界中から恐れられている一族。そんな一族の戦士長であるルイジェルドがたまたま見つけた子どもを救い、故郷のアスラ王国へと送ろうと始まった魔大陸の旅。
(パーティ)
ルーデウス 子ども エリス 子ども ルイジェルド 大人
この作品。 過去に小説で読んだことがあるが、アニメ化されるということで毎週楽しみにDアニメストアかAmazon Primeのプライムビデオで観させてもらっている。 実は「なろう小説」の走りというか、転生モノの物語のパイオニアだったりする。 実はすごいことだよね。 この作品から、無数にある異世界転生モノが誕生したんだから。
主人公ルーデウスは、中身40歳近い子ども。 賢いし、転生ボーナスで強いし、色々と狡猾だったりするので、 一応パーティのリーダーはルーデウス。 というかルイジェルドは見守る役なんだよね。 そんな中、ギルドで依頼を受けた魔物討伐のクエスト中、 ブッキングした他のパーティが魔物たちにやられそうになりピンチに。 そんなときルーデウスは、「まだピンチじゃない。もっとギリギリになってから助けるんだ」と、助けに入ろうとしたルイジェルドを止め、するとすぐさまそのパーティの一人が魔物に殺されてしまう。もちろんルーデウスは、そんなことになるとは思っておらずショックを隠しきれません。
ルイジェルドは「なぜ止めた。助けられたのだぞ」と、ルーデウスを責めます。 助けられたパーティの仲間は、ルーデウスを責めるルイジェルドを止めます。「俺たちは冒険者だ。死ぬことも覚悟の上でクエストを受けたんだ」と、 ルイジェルドは、ルーデウスの失敗を理解していたが、助けられた子ども(クルト)の言葉に、彼らを子どもだと侮り、一人の戦士のプライドを傷つけたことを強く反省した。それだけではなく、ルーデウスが彼らのプライドを守ろうとしていたのだと自らの考えを改めた(これはアニメにはなかったが)。
ルーデウスは、自身の過ちを責められないことに、自分のことしか考えていなかった後ろ暗い精神に、強い自己嫌悪を念を持つ。
そのメンタルが人間らしいというか、すごくうまく表現されている。
ルイジェルドの優しさ。
冒険者の厳しさ。
ルーデウスの人間らしい汚さ。
ルイジェルドはその後も、失敗を重ねるルーデウスやセリスを度々救うことになるがそれは実際にアニメをみて感動してほしい。
ルイジェルドは無条件に優しすぎて泣ける。大人の気持ちってそういうもんだもんなぁ。 とかく、人間模様が濃くて本当に素晴らしい話になっている。
戦闘シーンの描写も毎回毎回息を呑むほどに美しく迫力のある描写になっている。 多少、エロシーンやエロ要素が多いため大人目線から子どもに見せるのはどうだろうと思うところはあるものの、作品としては一流オブ一流。
そんなわけで、深夜のテンションでアニメの批評をしてみた。 この無職転生は本当にいい作品だし、読み応えのある作品だから、色々な人に知って欲しいと純粋に思ったので、紹介してみたよ。
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